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◆月形(つきがた)炭礦



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「月形」(昭和31.12)を使用したものである

在:月形町(字なし)
地形図:月形/月形
形態:川沿いに家屋や施設が集まる
離村の背景:産業の衰退
標高:約150m〜?
訪問:2012年6

 

 月形炭礦に伴う炭礦集落。須部都(すべつ)川に沿う。地図サイトを見る限り、いずれの行政字にも属していない。
 須部都川右岸・左岸各方面より訪問をしようとしたが、いずれも林道の通行規制により訪問できず。
 以下は町史より炭礦の概要

 明治末から小規模な採掘が行われていたが、本格的な採炭は昭和22年石狩炭鉱株式会社の設立以降。以降寿炭鉱(昭和23)・東華炭鉱(同26)・日満鉱業(同28)・月形鉱業(同29)・羽幌鉱業(同33)の経営を経て、同38年4月閉山。最盛期は職員40人、鉱員200人が従事し、職員住宅20戸以上、鉱員住宅100戸以上が建ち並んだという。
 
索道の敷設の記述の中で「…小学校のあった落葉の沢まで、そこから曲折させて更に鉱口へと…」という一節があり、地図画像の下部が落葉の沢(単に「落葉」とも)と呼ばれ、ここに小学校があったことが分かる。

 昭和28.10.1  月形小学校紅葉谷分校開校
 昭和29.5.1  独立。紅葉谷小学校となる
 昭和30.4.1  紅葉谷中学校開校。小学校に併置
 昭和38.3  閉校

 

 

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