◆笠泊(かさどまり)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「積丹岬」(昭和35.5)を使用したものである
所 在:積丹町出岬町(でさきちょう)字笠泊
(ただし地図サイトでは積丹町入舸町(いりかちょう))
地形図:積丹岬/積丹岬
形態:海沿い
標高:数m
訪問:2014年5月
町の北部、積丹岬東の海岸沿いにある。
町史では「笠泊展望台」で地名が見られる程度だが、その解説においてかつてはニシンの良い漁場であったことが触れられている。最盛期には浜一帯がニシンで埋め尽くされ、漁場の女性たちがもっこを担いで急な坂道を登り降りしていたという。ただし家屋ないし番屋といった家屋の類が設けられれていたかは不明。
現地でも平坦地は見られないが、侵蝕により失われたものか。地元の方の話でも、少なくとも分かる範囲(5、60年前)では建物はなかったという。
|