超自然が残る 屋久島を歩く 2001年10月12日〜18日
| 1日目へ | 2日目へ | 3日目へ | 4日目へ | 5日目へ | 6日目 | 7日目へ |
| 田辺〜屋久島 | 宮之浦岳に登る | 縄文杉に会いに | 休養・島巡り | もののけ姫の森へT | もののけ姫の森へU | 帰らなければ |
| トップへ戻る |
家へ帰ってデジカメの画像を見て腰抜かしそうになった。 殆どの画像が真っ暗。自然光でかなり明るい所以外 何にも見えない。当日を思い出してみる。やっぱりフラッシュは光っていた。なのに・・・・。水に弱いデジカメを 雨の中も何とかしのいで素晴らしい自然の光景を撮って来たのに唖然・呆然。
ガッカリばかりしてられない。画像処理ソフトを駆使して補正していくと どうにか絵らしきものが浮かんで来た。ヤッタ。俄然力が入る。頑張れ!!!
時間は掛かりましたが やっとここまで見えるようになりました。はっきりした綺麗な写真では無いのですが載せます。 我慢できる方はご覧下さい。
どうやら 苔が多すぎてフラッシュ位の光では写らないようです。苔が光を全部吸収してしまい 光を反射しないので写らなかったのです。
台風益々接近。風雨強し。船は止まっているが飛行機はまだ飛んでいる。帰れるかも知れない。
宿の支払いを済ませ(一泊2食6500円 安い。相当飲んだので実際は9000円位)
余分な荷物を送って必要なものだけリュックに詰め 1番美味かった宮之浦岳の水を土産に持って帰る為 水汲みに登山口へ。
途中の屋久杉ランド辺りは以外にも雨は降っていない。ここの標高は確か「白谷雲水峡」と同じ位。ひょっとして白谷雲水峡でも降っていないのでは・・・・。かすかな期待に心おどる。でも飛行機の飛ぶ4:20までに帰らなければ。早々に水を汲み引き返し 弁当仕入れて白谷雲水峡へと飛ばす。やはり下は雨。
でも宮之浦から高度が上がるにつれ小降りになってゆく。行けるかも。駐車場に着く頃にはもう降っていない。今日は朝早くないので 管理棟に人が居る。「今日は沢渡れますか?」と聞くと「今はまだ渡れる」との返事。やった!!! 昨日の夜から今日の朝まで ここらだけ雨が降らなかったようだ。ついている。
急ごう。早足で登る。原生林歩道に入り「二代大杉」「三本足杉」を経て 昨日渡れなかった沢に。 今日は何とか渡れそう。若い軽装備の女の子2人渡れず立ち往生してる。ちょっと無謀。「今手を貸したら渡れるけど この先いくつもこんな沢があるし 台風が来ていてちょっとでも雨が降れば たちまち増水して帰れないよ。どうします?」・・・・・「やっぱり引き返します」 賢い判断。
「びびんこ杉」「三本槍杉」幾つかの沢を渡り「奉行杉」「くぐり杉」等を通り無人の「白谷小屋」へ。 ここまでは「生き残っている大きな屋久杉と 倒木と土埋木と 再生しているこ小杉等の木々と 溢れるほどの水と苔だらけ」としか表現出来ない。下手な写真ですけど想像して下さい。
白谷雲水峡には道が幾つか有りますが 行かれるときは必ずこの原生林歩道は欠かせません。それほどの 手つかずの自然と再生を繰り返す自然が残っていました。
さらに登り「七本杉」をすぎるとそこは もののけ姫の森(もののけ姫に出てくる自然のモデルの森) さっきまでの気配とちょっと違う。屋久杉では無い細くて低い葉っぱのある雑木が増えて いわゆる「森」の雰囲気が増える。 大きな屋久杉が少なく 少し日が入るので低い葉っぱのある雑木でも生きていけるのだろう。屋久杉の倒木に着生して生きている。それでも暗い。苔がピッシリ。
登りつめると「辻峠」 ここを過ぎて降りると「縄文杉」へ行くトロッコ道へ出る。 飯食ってると急に雨が降ってきた。急ぎ引き返す。途中装備のちゃんとした男の人1人と 雨具もリュックも持たぬ女の子3人グループとすれ違う。女の子達に「引き返したら」と声をかける。でも行っちゃった。危ないな。まあ峠に近いからすぐ引き返すだろう。
雨激しくなり雨と汗でズブ濡れ。 きのう渡れなかった楠川歩道の沢も増水しているがまだ渡れる。ひりゅう橋を渡り「憩いの大岩」を通って管理棟まで帰る。 今度は厳重に密封したので着替えは濡れていない。なにはともあれ着替える。管理棟に「沢の上に大丈夫な男の人1人と 軽装の女の子3人グループが居る」と伝え返る。 歩行時間約3時間。
それにしてもすごい所。ズブ濡れだけど感動でした。 きっとオカアチャンも連れて来てやろうと思う。 2回目でやっと行けた「白谷雲水峡」ありがとう。 行く前持っていた3つの目標全部行けた。屋久島の自然に感謝。
来る時見つけてたコインランドリーに入り 濡れた物全部大型乾燥機に。内緒だけど登山靴も。 島内の人の利用も多い。民宿の人らしいのが乾燥機だけを使っている。湿度が異常に高いので乾かないからか。
ここは飛行場に近く飛行機のうなるような音が聞こえる。垂直尾翼だけ見え離陸しようと走っている。まだ飛行機飛んでいるのだ。我に返り 帰りの心配し始める。次の便4:20飛ぶのかな? 空港に行き待機。まだ「天候待ち」と出ている。・・・・・
結局欠航。宿に電話入れ「もう一晩泊めてください」 大歓迎される。 「母ちゃんご免 帰れない」電話して又飲む。 明日はとにかく空港へ行って空席待ち。飛行機が飛ばず ここ2日船も出ていない。島から出られない人いっぱいいる。混雑するはず。
帰れない事を楽しんでいる自分が怖い。
| トップへ戻る |

1