No.1
割烹 若松 : ふぐ料理(10月〜4月)、ひらめ料理(5月〜9月)、他一品料理 / 田辺市湊 味光路(親不孝通り)近く
JR紀伊田辺駅前の通称「親不孝通り」。その店は、いかにも地方都市の夜という雰囲気が漂う街角の… …さらに路地裏の一角にあります。いわゆる名店というのは案外こんな感じのところにあったりしますよね。 まずは鉄刺。写真は一人前ですが、数人前の大皿菊盛も鮮やかで見応えがあります。ひれ酒とあんこうの肝の相性がこれまた◎。 ふぐの唐揚げ。ひれ酒もいいですが、ビールとの相性も抜群です。思わず「うまい!」と声が出ました。 〆はふぐ雑炊で決まりです。鉄ちりの出汁を使って最後までふぐの旨みを堪能させてくれます。あ、鉄ちりの写真忘れました…

「グルメ紀行」などと大きく構えましたが、その第1回目にふさわしいお店を紹介したいと思います。
そろそろと朝夕肌寒くなり始めた今日この頃、ふぐ料理などはいかがでしょうか?  紹介しますは 知る人ぞ知る ふぐ料理の名店「割烹 若松」でございます。  山口県下関産の新鮮なとらふぐを こんなにもおいしく食べさせてくれるのは 和歌山ではこの店ぐらいだと思います。   弊社社長も30年来通う愛用のお店で、実際 東京や大阪の多くの料亭で慣らした食通のお客さんを招待しても 都会の名店に負けない味と評価されているお店です。  扱う素材の新鮮さは当然ですが、うまさの秘訣はなんといっても出汁の扱い方と秘伝のポン酢にあるようです。   特にポン酢は、先代が開発した若松オリジナルの味でそのレシピは門外不出とされています。  ただし、希望するお客さんにはボトル詰めしたものを提供してくれますので、自宅でも魚料理やしゃぶしゃぶ、サラダなどで 名店若松の旨さを違った形で楽しむことができます。  メニューははっきりいって全ておすすめですが、お決まりの「鉄刺⇒ふぐ唐⇒鉄ちり⇒雑炊」という流れでいかがでしょう?  追加でふぐの茶碗蒸しなどもおすすめです。  また、お酒はやはりひれ酒で決まりです。  普段日本酒が飲めない人でもふぐひれの香ばしさとほのかな甘みは1杯では物足りなくなることでしょうし、強い人なら「ひれ⇒ひれ⇒あと」と頼んで軽く3杯はいけると思います(「ひれ⇒あと」と飲むより通(?)な飲み方だそうです)。  ふぐといえば高級料理ということでお値段の方は若干張りますが、何度訪れても それに見合った確かな味と至福の時間を提供してくれることでしょう(ちなみに私らは社長のおごりでしか行ったことはありません)。

No.2
梅屋食堂 : ラーメン、焼飯、丼物など / 白浜町浜通り(「BEACH HOTEL しららはま」向かい)
一見して質素な佇まいの店構え。店内もどこか昭和の匂いがするような懐かしい雰囲気に包まれています。 あっさりと素朴な感じのラーメンですが、素直においしいと感じる味。ライスと一緒にいただきました。
前回の高級料理とは打って変わって、今回はごく身近で庶民的なお店を紹介しましょう。
写真は南紀の名勝 白良浜近くにある大衆食堂「梅屋食堂」です。  お店の方には失礼ですが、明るい浜通りの中であまり目立たないお店なので今まで完全に見落としてたところ、社員同士で白良浜で遊んでいたときにふらっと立ち寄ったのがきっかけで発見しました。  実は ここではまだラーメン(とライス)しか食べたことがないのですが、これがとても美味しく まさに「当り」を発見した気分です。  しかし まあ、いくら美味しいなどとと言われても、特に今や国民食とも言えるラーメンの好みは人それぞれ千差万別 評価の分かれるところだと思いますので、ここはなるべく客観的にお伝えしたいと思います。  まずスープですが、県下でもいわゆる和歌山ラーメンなどこってり味の人気が根強い昨今、珍しく醤油ベースのあっさり味のスープです。  ただし、単なる醤油味ではなく出汁(鶏がらの他に???)が良く効いていて少し甘みが強いように感じました。  麺はやや太麺ですが、量がさほど多くないためぺろっと軽く食べられます。  トッピングは、チャーシュー・玉子・かまぼこ・メンマ・もやし・ねぎというオーソドックスな組合せですが、厚さ20oぐらいの角煮のようなチャーシューにはお店のこだわりを感じます。  前述のように白良浜から近く、水着でも店内に入れるそうなので、海水浴などに来た際は一度立ち寄ってみてはいかがでしょう?
No.3
麺家 口熊野食堂 : ラーメン、他 焼飯、唐揚げなど / 上富田町 R311号沿い(彦五郎公園手前 生馬橋近く、『若松家』の裏手)
のれんをくぐると、木目を活かした暖系色の清潔感溢れる店内に。トイレまで完璧に綺麗です。さすがお寿司屋さん!(の姉妹店) 写真は豚骨醤油に魚介系の出汁を組み合せた「口熊野魚○ラーメン」とライス&キムチのAセット。文字通り「熊野詣で」の腹ごしらえに。 「内緒やで♪」という感じでおまけをもらいましたが、うまかったのでちゃっかり公開しちゃいます(逆にこれが営業妨害に?)。 本業は立派なお寿司屋さん
『若松家』。

(国道沿い表側店舗)
夜はこの通り!
店内は毎晩 大将自慢の腕と気さくな話術で大盛況。一見さんでもゆっくりと楽しめます。
前回に続いて今回も「食堂」つながりの美味しいお店をひとつ、その名も「麺家 口熊野食堂」を紹介します。
といってもこのお店、実は「若松家」というお寿司屋さんが経営しているラーメン屋なのです。  そしてこの若松家は、弊社社長が最もよく通う 別名「阪和の台所」と呼ばれている弊社馴染みお店なのです(大勢の若松家常連客の皆さま、まあまあ落ち着いて下さい!冗談ですから!)。  というのは本当に冗談ですが、ちょっと知っているからといって調子に乗らないで今回もなるべく客観的にお伝えしたいと思います。  メニューですが 豚骨醤油の「口熊野ラーメン」を基本に 魚介系の出汁を用いた「口熊野"魚○"ラーメン」 及び ピリ辛風味の「口熊野"赤"ラーメン」 と名前もユニークな3種類(他にねぎ・チャーシュー等のトッピングメニューあり)が用意されています。  中でも注目は魚介系の「魚○ラーメン」で、濃厚な出汁がやや細めの麺にほどよく絡んで 十分な食べ応えを感じさせてくれます。  よく観察すると、中に柑橘系の刻み(ゆず?)が臭み消し&隠し味に含まれているようで 魚介類独特の臭みを全く感じさせません。  それどころか魚介類の旨味成分が前面に押し出されており 少し甘味を感じるほどです。  中には「そんな出汁の甘味(旨味)より純粋な醤油味が好みだ」という方もいるかもしれませんが、基本味の「口熊野ラーメン」は豚骨醤油でもそれほど強いこってり味ではないので、案外こちらの方が多くの人に受け入れられるかもしれません。  また、「赤ラーメン」についてはまだ試していませんのでコメント出来ませんが、その他のサイドメニューにしても 地元町内でも評判の寿司処の板さんが仕込んだ味ですので、よもや不味いなどということはないでしょう。  

前述のようにこの店の母体が弊社馴染みのお寿司屋さんということもあり、あまりしゃべると白々しくなりそうなので話はこの辺にしたいと思いますが、最後に重要な情報をひとつ。  この口熊野食堂、本業がお寿司屋さんということで営業時間がお昼時に限られております。  そういうところも逆に人気の要因になっているような気もしますが、来店する際は時間と混雑にご注意を!(営業時間は11:00〜14:00だそうです)
No.4
簡単レシピ紹介 : ペペロンチーノのバジル添えとトマトサラダ(自家製バジルドレッシング)
ペペロンチーノのバジル添え トマトサラダ
(自家製バジルドレッシング)

今回はお店紹介はひと休み。  代わりに元板前(自称)のワタクシが僭越ながら簡単なお料理を紹介したいと思います。
メニュ−は、ペペロンチーノのバジル添えとトマトサラダ(自家製バジルドレッシング)です。  レシピはチョー簡単。
☆ペペロンチーノのバジル添え
  パスタ8o  ニンニク  唐辛子(ベランダ菜園)  バジル(ベランダ菜園)  オリーブオイル  塩  コショウ
☆トマトサラダ(バジルドレッシング)
  トマト  ニンジン  タマネギ  キュウリ  レタス  バジル(ベランダ菜園)  オリーブオイル  塩  コショウ
☆ポイント
各材料の分量はお好み次第で結構です(そんな適当な感覚でもOKなのがこのメニューの売りだったりするので あえて分量表示はしていません)。
ただし、ペペロンチーノのニンニクとバジルの調整は多少シビアにして下さい。  バジルはニンニクの臭みを抑えて味を調える効果がありますが、互いに分量が多すぎると喧嘩するので注意が必要だからです。  一方で、バジルはトマトと相性が良いことで知られており、今回もサラダとして組み合せてみました。  ちなみに、唐辛子とバジルはベランダ菜園の自家栽培です。  これらは簡単に栽培できて色んな料理に利用できる上、コンパクトながら緑の観用(観葉)としても効果的なので 興味のある方には大変おすすめです。  また、パスタは多めの塩で茹でて その茹汁を使って味を決めると簡単で無駄がありません。

GALLERYに戻る
ボール
 
Copyright © "2000-Right Now ! " Our Company "株式会社阪和建設コンサルタント" All Rights Reserved.
HANWA CIVIL ENGINEERING CONSULTANTS COMPANY
GALLERYに戻る
南紀グルメ紀行