■安全な観賞魚水槽の浄化方法■
-
観賞用の魚は水質の変化や環境の変化に於いても非常に弱く、新しく買ってきた魚を安全に水槽に馴染めさせたいものです。
バイオコロニー、バイオリキッドを使って水質を安定させて、魚をやさしく飼育しよう!
(60cmの水槽の場合)
-
■バイオコロニーでは100gで十分です。
■バイオリキッドだと、30~50ccで浄化できます。
※ 30cc・・・水槽の初期水質安定剤としての利用
※ 50cc・・・既に水槽に魚がいる場合の利用
バイオコロニーの場合、10gをティーパック等に10袋に小分けして、水槽内に沈めても良いです。 これですと、バイオコロニーを回収したい場合、回収が簡単です。
初めは少ない量を投入してみて、2週間程で効果が出てきますから、効果が薄い場合のみ、再度最初に投与した半分の量を入れた方が効果的です。
- 【安全なバイオコロニー・バイオリキッドの投入手順】―水造り
-
(60cmの水槽の場合)
1) 水槽に水を入れ、観賞魚の飼える水質に整える。
カルキ抜き
1、バケツなどの容器に、水道水を入れて日光にさらして、強いエアレーションをして1日汲み置く。
2、市販の脱塩素剤を使う。
PH、水温の調整
生体の好むPH、水温に調整して下さい。
2) バイオコロニー100g、バイオリキッド30ccを3分割し、3日置きに3回に分けて投与します。
但し、生体を入れる前なら一度に投入しても良いでしょう。
3) 全ての投与が終り、更に3~4日その状態で放置します。
- カルキ抜き・PH調整・水温調整
- ↓
バイオコロニー、バイオリキッド投入
- ↓
3~4日放置
-
【安全な観賞魚の水槽への投入方法】
-
1) 購入した観賞魚を袋ごと水槽に浸けます。 観賞用の魚は水質の変化や環境の変化に於いても非常に弱く、新しく買ってきた魚は、まず、水槽と同じ水温に慣らす為、 買ってきたビニール袋ごと水槽に1~2時間位入れておきます。
2) ビニール袋を開けて、水槽内の水を少しずつ2~3日かけて入れ、水質・PHに馴染ませます。 (ビニール袋に酸素は必要です。)
- 1)水温慣らし
- ↓
- 2)水質・PH慣らし
【病気で衰弱した魚がいる場合】
- (60cmの水槽の場合)
-
バイオコロニーが観賞魚を死なす原因ではなく、バイオコロニーを投与すると、衰弱した病気持ちの魚が環境に順応できなくなり、健康で元気な魚だけが自然に生き残ることになります。 しかし、きちんと水造りからすれば、衰弱した病気持ちの魚も健康で元気に生まれ変わります。 現在、観賞魚を飼っている水槽では、バイオコロニー100gを20gずつ、3日置きに5回に分けて投与すれば魚も環境に馴染むでしょう。 バイオリキッド50ccの場合も同様の手順で投入して下さい。つまりバイオリキッドを10ccずつ、3日置きに5回に分けて投与して下さい。
- 水槽浄化の様子
-
-
- 散布前
- 3ヶ月後
- 1年後