湯ノ又地蔵講

湯ノ又地蔵講

元禄15年(1702年)壬午に地元信者により建立。以後、現在地に移転し現在に至る。残されている木札の記録では文化12年(1816年)丙子に信者代表7名が世話役となり、宮代の大工(巧師)五味によって再建。
他に数珠繰り用の大数珠 1連、数取り一文銭 100枚、鉦鼓 一式、文改5年(1822年)刻印の鰐口、安政6年(1859年)手水鉢の奉納、牛王賓印の7文字・地蔵堂・豊盈・宝前、高足盆、祭礼記録の木札など残存。
地蔵尊は須弥盤上の厨子に納められ、左手に宝珠、右手に錫杖、蓮華座と船形光背でおそらく建創期の造立であろう。
地元では毎年正月24日、信者による無病息災、安産祈願の例条を行う。村外から参拝者多数ある。


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