八幡神社

八幡神社
 
日高川最上流部に治承4年(1180年)源頼政の五男、源頼氏が宇治川の戦いに敗れた後、この地に落ち延びて館を構えた。頼氏がこの地に治承年間(1177〜1181年)に勧請した八幡社である。平成11年の大改修により往時の姿を復元された。
尚、頼朝氏の居住地は殿屋敷跡として残り、龍神氏土居跡と呼ばれ、大乗妙典・一石一字塔(文政3年・1820年)が地域で管理されている。また、同地域には永享12年(1440年)に建立された龍神和泉守(龍神氏八代当主源正長)の墓標である五輪塔(高さ98cm)が残されている。この地は和歌山県教育委員会の埋蔵文化財包蔵地として指定されている。
社殿は6m80cm×5m30cm内に本殿を新築する。前には拝殿・鳥居をいずれも檜材で設える。

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