考える会ミーティング風景 |
「皆さんのおかげで出来ました。ありがたいことに」と語るのは出口幸三郎さん。自らを企画屋、アイデアマンと称し「なんでもこいよやよ」とバイタリティのかたまりである。県立はまゆう養護学校育友会の会長として奔走し「紀南養護専攻科を考える会」を立ち上げ、ふたば福祉会による自立訓練事業として、紀南養護学園(仮称)の来春の開設にこぎつけた。教育期間は2年間。
そもそもの運動の動機は、はまゆうの高等部に通う娘の進路を考えたことから。成長が遅くあまりにも幼い娘が高等部の3年間で「人とのかかわり方」や「仲間と仲良くやっていく」という、社会で一番大切な術を身につけることができるだろうか?せめてもう2年ほど社会に適応できるための教育を受けさせてやりたい。
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