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市民活動団体ファイル 15
田辺駅前に特産品や自然素材でつくった作品の展示販売をしている木紙布庵「えん」がある。そこで月3回パッチワーク教室を開くのは稲垣恵美子さん。
毎月20名前後の女性が習っている。年齢層も幅広い。「プロがするような手間や時間のかかるものでなく、実用的な物の制作を中心に教えています。」とのこと。
稲垣さんは、大塔女性の会の会長、男女共同参画・地域おこし事業「乙女の市」の事務局長、有志でつくる「遊布古」(ゆふこ)の運営と多くの顔をもつ。「忙し過ぎて、時々自分が今なにをしているのかわからなくなる時がある」と笑う。
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「乙女の市」は毎週日曜日に、大塔村の温泉・乙女の湯の近くにスペースをかり、農産物やみそやコンニャクなどの加工品を販売している。
第二日曜日には茶がゆの接待もあり、おかずは高菜の漬物、ゴンパチ 径山寺味噌(きんざんじみそ)などなど。
今年からは山菜の調理方法やかずらのかごの編み方などの体験教室をはじめている。
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「遊布古」は大塔・中辺路の30歳から60歳までの農業や林業などを営む家の主婦仲間で運営している。パッチワーク作品の「えん」での販売、「乙女の市」での農産加工品の販売を主に手がける。稲垣さんは「女性の自立はまずサイフから」とユーモアをこめて語る。 |
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