田辺市市民活動センター
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    市民活動団体ファイル 64



わかやまNPOセンター 社会起業家ネットワーク形成と情報発信事業担当 中谷みやびさん

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■市民活動センターのニューフェイスは?
 「おはようございます。グッドモーニングたなべ、水曜日担当の中谷まやです。」
ラジオから流れるこのフレーズ、毎週聞いている人も いるのではないでしょうか。
 田辺で生まれ、小中高と田辺で過ごしたみやびさん。卒業後も紀南エリアで様々な職業を経験してこられました。地元新聞社での企画担当、地元複合型遊園地でのバスの運転手&動物の説明、紀南の主力産業である梅採りのお仕事も・・・。多様なキャリアを持つ女性が、「社会起業家」のネットワーク形成を担うべく、6月からセンターに在籍しています。
「この街は、元気のない所だと思っていました。でもラジオで地元ネタを収集するようになり、小さくても何かやっている人が沢山いることに気づきました。そんな方々に非協力的だった自分を反省しています。」と語るみやびさん。毎週担当する番組では、出来るだけ「何かやっている人」をゲストに招きます。1人で喋るのではなく、本人と対話することで、その人の魅力を引き出そうと奮闘しているとか。
 「この街には、魅力ある人が本当に沢山いますよね。」

■地域の1人の大人として!
 自身と市民活動の関係を尋ねてみました。画像
「市内の児童館に知り合いが勤めていることもきっかけなのですが・・・」と語り始めたみやびさん。
月に1度児童館へ読み聞かせに行っているということです。
「子ども達の方が気を使って、熱心に聞いてくれます。読み聞かせだけじゃなくて、子どもと一緒に遊んだりもするんです。そっちの方が喜んでくれる時もありますね。」
その光景が自然と頭に浮かんできます。
「地域の1人の大人として、何か子どものために出来ることは無いかな、と考えていました。親の代わりが出来るわけではないけど、地域の大人にしか出来ないことや、地域の大人だから伝わることもあると思うんですよ。」
みやびさん自身が親や地域の方から受けた愛情の恩返しが、読み聞かせという形でスタートしました。

■紀南の未来予想「おしゃれな1次産業を夢見て」
 「やっぱりこの地域の地場産業である、1次産業が活発になって欲しいですね。農業も林業も漁業も・・・。」
この地域の未来予想をしてもらいました。
「ファッション的な所も大事だと思うんですよ。若い人が思わず着たくなる作業服や道具があれば、形から入っていく若者も増えるかも。高校生のような若い世代がデザイン考えてくれたら面白いけどなぁ。」
『女性ならでは』、『ラジオパーソナリティならでは』、『本職であるデザイン屋さんならでは』、そして、中谷みやびならではの発想に、取材も忘れてしばし盛り上がってしまいました。
 


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