・犬、猫の不妊手術の啓発推進活動。
・命の大切さを、動物を通じて子供たちに体感してもら
う、ふれあい活動。
・動物を連れて施設への訪問活動。
・行き場のない犬猫の里親捜しの仲介。
最近の活動を通じて印象に残ったこと
子供達は動物が大好きだ。最近も小学校への訪問で感じたが、みんなこぼれるような笑顔で犬に近寄ってくる。
犬が怖いと言う子もいる。「この犬たちはしつけられていて噛んだりしない」と説明し、ちゃんとした犬の触り方を伝えると最初はこわごわながら、授業が終わる頃にはしっかりと撫でている。怖いから汚いから触ってはいけないと、教えているのは親なのだ。
しつけの出来ている犬は怖くない、シャンプーすれば汚くない。子供達には色々な経験をして欲しいと思う。
後日、犬の散歩をしていると、「アイン(犬の名前)や!」と声がして数人の小学生が寄ってきた。そして、「触っても良いですか?」と授業で教わったように犬に触れた。
今、和歌山県では年間5,000頭を超える犬や猫が処分されているが、この子達が大人になったとき、きっと変わるような気がした。
今後の抱負 
動物虐待、小児虐待、家庭内暴力は繋がっている。 家庭の中で一番弱いものに向けられる暴力。閉じられた空間の中での暴力は、どうしても発見が遅くなりがちだ。
今日本でも、悲惨なニュースが後を絶たない。すでに欧米では、動物虐待を発見した獣医は、司法に届け出する義務がある。そうした家庭では、子供や女性に対しても暴力が振るわれているケースが多いからだ。動物に対する虐待を見つけた時に、もっと声をあげていくべき時期に来ているように思う。
ワンニャン会ではそうした情報を集め、様々な機関と連携を取っていきたいと思う。
ちなみに、動物を捨てることは、罰金50万円以下の立派な犯罪であることもPRしていきたい。
