田辺市市民活動センター
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    市民活動団体ファイル 37


みどりと木の文化のまちづくりネットワーク

  団体名称
  • NPO法人 みどりと木の文化のまちづくりネットワーク
  • (ミドリトキノブンカノマチヅクリネットワーク)

  代表者 : 鈴木 宏昌
            (スズキ ヒロマサ)


  主な活動分野 :  自然、環境、まちづくり

写真
「植樹するよりまず痛んだ山の再生を先に!」
と、その必要性について説明中
  その他の活動分野 :  山の環境づくり


  活動場所 : 紀南一円


  活動日時 : 随時


  入会について
  • 条 件 : 特になし
  • 受入時期 : 随時
  • 会 費 : 正会員   入会金  3,000円
                   年会費  5,000円
            賛助会員  年会費  1,000円(1口)

  連絡先
  • みどりと木の文化のまちづくりネットワーク事務局
    松本設計 松本学
  •  〒646-0021
  •  田辺市あけぼの30-23
  •  TEL : 0739-22-8404
  •  FAX : 0739-24-4585
  •  e-mail : info@woody-env.net

  ホームページ : 

活動風景

写真
「10年以内に間伐をすれば痛んだ山も再生する」
おがや式間伐講演会で力説する鋸谷茂氏

写真
45年生の桧林 巻き枯らし風景


設立の経過、趣旨など

  地球の温暖化、環境破壊、衣食住、どれをとっても大事なこと。 身近なところで何か出来ないか・・・夏に瀬切れする川を見て・・水を守ろう。その源流はどこか! 山側の生活が成り立たないため放置された山。山を守るためには山側に住む人がいる。その人たちの生活を支援しよう、が活動のテーマです。そこで、私たちの理念(おもい)と題して次の4つの理念のもと活動しています。
  1. 山に恩返しをしよう
  2. そのためには山に入ろう
  3. 木のぬくもりを、紀州材の良さを広めよう
  4. 山と人(まち)が手をつなごう
 身近な自然を守るため、今思いつくことをとりあえずやってみようが合言葉です。


最近の活動状況

 林業家の協力を得て、放置され間伐の時期を逸した山をお借りしての間伐体験や、経済的に成り立たず放置された山の現状、手入れされた山等々、山の現状を知ってもらうための見学会の実施等を行っております。
 昨年は、すさみ町でお借りした山(45年生位のひのき山)の間伐(巻き枯らし)体験を集中的に行い、その都度、すさみ町佐本で2年前に強度間伐された後の山の移り変わりを実際に眼で見ていただきました。

写真

自然林の中を散策…
でも、この風景を守ってくれている人がいる

写真 間伐した木材で
ひと遊び


最近の活動を通じて印象に残ったこと

 参加していただいた人の感動を目の当たりにしますと、まず実際にある山を見ていただく事の大切さを痛感しました。

写真 いつまでもこの風景を
残したいですね

今後の抱負

 今ある山の現状を活かしながら、自然林と経済林へ徐々に切り替えていきたい。そのためには、市民の協力が不可欠です。 間伐体験、見学会の実施はもちろんですが、間伐した足元に何か地域に役に立つものを植えていこうと、今年は林業試験場等々のアドバイスも受けながら考えて行くつもりです。


自己PR・呼びかけ

 私たちのメンバーは建築関係、林業関係に携わる人たちで設立しました。4年間、細々と活動している中で、色々と気づきを得ました。 一般の方の意見がヒントになります。 今年は食となるものを植え、実りの時期が来れば収穫してもらう・・・そういった取り組みも行います。親子で植え、親子で収穫・・・できれば現地で食する。興味のある方の意見を聞かせて欲しい。そして一緒に企画立案をして行きたく思っております。山の環境再生のためにも連絡をお待ちしております。


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