田辺市市民活動センター
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    市民活動団体ファイル 60



こもれびサロン

  団体名称
  • こもれびサロン 熊野あそび場
  • (コモレビサロン クマノアソビバ)



  代表者 : 佐藤 洋一
           (サトウ ヒロカズ)
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  主な活動分野 : 教室



  その他活動分野 : レクリエーション



  活動場所 : 

    
田辺市民総合センター(こもれびサロン)
     旧熊野町立敷屋小学校
              パン工房木造校舎(熊野あそび場)



  活動日時 : 毎月/第三金曜日(こもれびサロン)
              毎月/第三日曜日(熊野あそび場)

  ホームページ

     http://www.aikis.or.jp/~yazio-hs/TopPicture.html
  入会について
  • 条 件 : なし
  • 受入時期 : 随時
  • 会 費 : こもれびサロン 無料
            熊野あそび場 300円
            ファミリ参加 500円

  連絡先
  • 佐藤洋一
  • 〒646-1402
  • 田辺市中辺路町近露 919-2
  • 電話:0739-65-0051
  •     090-1771-7943
  • E-mail:Yazio-hs◆mb.aikis.ore.jp
  •      (◆を半角@に変更して送って下さい)
 
 


設立の経過、趣旨など

  こもれびサロン設立の当初は学校内で居場所のないお子さんの親の会として活動を始めました。不登校のお子さんの親同士が、当事者同士でなかなか他では話すことの出来ない悩みをお話できる場としての「サロン」を去年の5月に立ち上げました。
 最近では、学校外の子ども若者の居場所づくりに興味がある20代から、40代の方が参加されることが多くなりました。そのなかで、まず、さまざまな人が集まり楽しめる場所づくりを具体的に進めていこうというお話がメインになっています。
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あそび場の様子
今年中に、田辺の市街地で週一回程度のフリースペースを立ち上げるための話し合いをしています。
 熊野あそび場は、さまざまな地域の子どもたちや若者が、学校の枠にとらわらず、誰もが集まり自由にやりたいことが楽しめる場として2009年5月から始まりました。最大の特徴は、毎月やることが決まっていないことです。参加している人、子ども、おとな関係なくそれぞれが対等に、自分たちでやりたいことを企画していろいろなあそびをしています。主催者側や、大人がやることを決めるのではなくて、年齢や立場もさまざまな人がそれぞれ意見をだしあって、そのときのあそび場の形をつくりだしています。もちろん、企画されたあそびに"参加する""しない"もそれぞれの参加者しだいです。
 このユビとまれで企画がはじまりますが、このユビ止まらない自由もあるということです。


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真冬の流しそうめん
 最近の活動状況

 熊野あそび場では、2月に流しそうめんをしました。これは1月のあそび場の時に小学生から出てきた企画です。その時の話し合いでは、大人の側はやはりこんな寒い時期にわざわざしなくても・・・といった声もありました。すると、案外温かいお湯でやったらけっこう体が暖まるのではと言う意見も出て、企画が立ち上がりました。
 当日はまず、流しそうめんの装置をつくるために近くの竹林に行きました。みんなで竹を倒して、自分達で運びます。けっこう大変でしたがなんとか持ち帰ることが出来、それで準備をしました。ハシやおわんも竹で作り、いよいよ流しそうめん!お水ではなく、熱々のお湯ではじめました。寒い中ですがホカホカのそうめんが意外と暖まる感じでとても美味しかったです。その後、参加者の自家製うどんで釜茹でうどんをつくりました。子どもたちがお腹いっぱいで、他の遊びに夢中になっている合間に大人皆で食べました。大人の方は、やっぱりこっちのほうがよかったみたいです。
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真夏の川遊び
 こんな感じで熊野あそび場ではさまざまなことをしました。春は野草を摘んで天ぷらをつくってみたり、夏は川遊びをしながら川原でバーベキュー、自分たちで取ったうなぎを蒲焼にしたり、自分達で収穫したさつまいもでヤキイモ、クリスマス会、凧作りなどをやりました。これらも参加してくれている人達から自然に出てきた企画です。催し物をする月もあれば、まったりと、ゆっくり一日を過ごす月もあります。常連の方たちは自分達で作り上げるみんなの居場所づくりが大変気に入ってくれているみたいです。




今後の抱負

 これからのこもれびサロンは、学校や社会の居場所に居場所が無いお子さんの親の会としてのサロンは継続しつつ、具体的に学校外の子ども・若者の居場所づくりにむけての準備会といった形をとっていきたいと思います。 そのときに一番大事だと思っていることがあります。それは「楽しむ」ということ。そこでの居心地のよさはもちろん、いろんなことが体験できる「楽しむ」場、そこで"今日ははどんなことができるのかなぁ"とワクワク出来る場所。そういった場所作りが一番大切だと思っています。それは同時に、そこに関わる親をはじめ、関わる人全てが楽しんで、関わりを持てる場所でもあると良いですよね。つまり、楽しむということは、文化を創造するということ、考えてみれば、学びにせよ、あそびにせよ、主体的にいろんなことに働きかけて、なにかをする、楽しむということでは文化だと思います。不登校とひきこもりは、もしかすると「文化の森の入り口」なのではないでしょうか。


自己PR・呼びかけ
 これをお読みになってくださっているあなた!こうした居場所づくりに興味がある方は、ぜひ、一緒に参加して下さい。
「文化の森の入り口」のこもれびの中で、ゆったり、楽しみながら居場所づくりを考えてみませんか。

活動風景
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みんなでお芋掘り

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手作りダンボールハウスの前でポーズ!
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代表の佐藤さん




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山菜てんぷら調理中






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