田辺市市民活動センター
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    市民活動団体ファイル 52


紀南地域地球温暖化対策協議会

  団体名称
  
    紀南地域地球温暖化対策協議会
   (キナンチイキチキュウオンダンカタイサクキョウギカイ)
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  代表者名 : 多田 祐之
            (タダ ヒロユキ)



  主な活動分野 : 環境・自然



  その他活動分野 : まちづくり・平和



  活動場所 : 紀南地域



  入会について

    ・ 条 件 :
 地球温暖化防止に関心を持つもの
    ・ 受入時期 : 随時
    ・ 会 費 : 
1,000円/年


設立の経過、趣旨など
和歌山県が平成16年度から行っていた、地球温暖化防止活動推進員養成講座に田辺市から参加した推進員が中心になり、平成19年5月、この協議会を設立しました。
 この協議会の目的は、地域から環境への取り組みを進めていくことで環境に関するさまざまな活動を行う団体との連携を進めるとともに、多くの市民とともに環境への取り組み、主には地球温暖化防止の活動を行っていくことです。
 そのためには、行政にも協力を得ながら、多くの方々に環境の重要性を啓発するため、いろいろな機会をとらえ、イベントや現場での体験事業など実施してきました。


最近の活動状況
昨年、この地域の環境団体や個人に呼びかけて、「環境フォーラム」を実施しました。各団体には各ブースで、活動紹介やパフォーマンスを行ってもらい、全体では、講演会を実施しました。今年もこの環境フォーラムを9月に紀南文化会館で開催する予定です。
 また、県からの委託事業で地域のいろいろな団体を訪ねて、温暖化の原因や家庭での省エネ方法などをわかりやすく説明する「ホームエコ実践教室」を昨年は紀南地域の会場で開催しました。この紀南地域にふんだんに存する森林資源の活用に関心が持たれていますが、木質バイオマス活用を考える会として「紀南木質資源カスケード利用研究会」を協議会の中に設置して勉強会を行っています。
  連絡先

      紀南地域地球温暖化対策協議会
        〒646-0021 田辺市あけぼの45-23
        TEL : 090-3286-7816(多田)


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花つぼみの事務所でホームエコ実践教室を行いました


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和歌山まるごと環境教科書での
エコツアーの様子 in 天神崎
活動風景

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環境エコフォーラムにソーラーカー登場!
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備長炭公園の釜で炭作り



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署名活動も行いました
最近の活動を通じで印象に残ったこと
 3年前から、この地域の山林に放置されている杉の間伐材を黒炭に、ヒノキの間伐材は白炭にする実験を行ってきました。今まで山林にそのまま放置されていたこれらの間伐材を炭として活用するということで、黒炭は消臭剤や乾燥剤に、白炭はバーべキューに、それから、昨年は水質浄化のためにビオトープに投入しました。
 これら、いろいろな用途に活用できることが実感できました。





今後の抱負
  世界レベル、国レベルで地球温暖化への対応が急務とされていますが、昨年コペンハーゲンで開かれたCOP15では世界的な合意がまだまだ得られていません。私たちのこの協議会はそうした世界の大きな動向を常に把握しながらも、地域でできる取り組みを粘り強く行っていきたいと考えています。特にバイオマス活用(炭づくり事業など)のように、地域に根ざした活動を行っていきたいと考えています。





自己PR・呼びかけ
この協議会は、会員相互の話し合いやアイディアに基づき、活動を行っています。イベントや事業に参加されるだけでなく、ぜひメンバー(会員)となって、一緒に活動してください。


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