南紀すさみ
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 すさみのケンケンかつおは何故うまい?

ケンケン漁で釣り上げたかつおは、直ちに活け締めにし冷水に入れ、沖合いから短時間で市場に運ばれてきます。

丁寧に放血され、氷温に保たれたかつおの身は、脂が乗っているにもかかわらずさっぱりとした食感と舌にまつわりつくような旨みがあり、すさみでは一般的な『タタキ』よりもそのまま刺身で食べる方が好まれます。

『すさみのケンケンかつお』は、すさみの漁師がその鮮度保持の技術を駆使して造るもので、海の男のかつおにかける思い入れが、繊細な取り扱いとなって現れ、日本一のケンケンかつおを生んだのです。


 『ケンケン漁』って?

ケンケン漁とは、一隻の船に1〜2人が乗り込んで行なう曳縄釣一本釣漁法のことで、船を走らせ疑似餌をおどらせ、魚を誘惑して釣り上げます。

明治の末期(1908年)にハワイから帰国した小野七之助によって伝えられ、その後、様々な改良が加えられ、すさみ独特の潜航版疑似餌の組み合わせにより漁法として確固たる地位を築くにいたりました。

また、ケンケン漁法によるすさみの『ケンケン船』は、全国漁業者の通用名となり、ケンケンと言えば『すさみのケンケン船』が代表するほどになっています。





ケンケン鰹 ウンチク学
 @ケンケンはピョンピョン

ケンケンの語源はハワイのカナカ語で、船を走らせながら疑似餌を曳く際、疑似餌が海面をピョンピョンと跳ねる様子を指し、これが漁法の名前になりました。
一方、疑似餌の材料に使用した鳥の羽が語源だとする説もあります。

 Aケンケン鰹の見分け方

ケンケン漁で有名なすさみのケンケン鰹を他のカツオと区別するため、出荷する際にブランド認証シールを張り付けています。
『すさみケンケン鰹』は地域団体商標として登録されており、厳重に管理して品質保持に努めています。

 Bカツオは黒潮にのってやって来る

南の海で生まれたカツオは餌を追って、春、日本海へ回遊して来ます。
これを回遊群と言い、ルソン島近海から黒潮に乗って南西諸島を経由し、紀伊半島沖にやって来る群れと中部太平洋から小笠原海流に乗って三陸沖にやって来る群れに分けられます。
そして秋になると逆ルートで南の海へ去って行きます。

 C3月20日はかつおの日

ケンケン漁は、カツオの回遊に合わせて1月下旬〜2月に始まり、
3月〜4月に最盛期を迎えます。
そこでケンケン漁の伝承と環境保全の願いを込めて3月20日を
かつおの日』とし、次の世代に引き継いで行くことを宣言しました。

 Dカツオの泳ぐスピード

カツオは泳ぐことで口から入ってくる海水を利用して呼吸しているので、
常に泳ぎ続けなければなりません。
そのスピードはマグロやカジキに次いで速く、平均時速は約40km、
瞬間的にはその倍近い速さで泳ぐことが出来ると言われています。

 Eケンケン鰹の本場がすさみだという主な理由

1.町の魚がカツオである
2.すさみにはケンケン船が130隻もある
3.すさみの水揚高の約70%をカツオが占めている
4.すさみに鰹島という名の島がある
5.全長5mのかつおのぼりが漁港にたなびいている










ケンケンかつお販売店
 堺 水 産 電話 0739-58-0067
FAX 0739-58-1015
 大五水産 電話 0739-55-2011
FAX 0739-55-3624
 田代水産 電話 0739-55-2288
FAX 0739-55-2086
 福山水産 電話 0739-55-2014
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