熊野古道

日本の川は美しく、心まで洗う、を実感。住吉神社から御所平を経て北郡橋へと至る道は、眼下に迫る川、遥かに望む対岸の山々の美しさに息を呑む道、古道の魅力を堪能できる。

花折地蔵 花折地蔵 鮎川王子休憩所カモン館 鮎川王子 住吉神社 松の一枚板でできた橋 藤原定家歌碑 休憩所 平賀三郎国綱の墓 緑のアイコンをクリックすると各ポイントの説明へ

花折地蔵


左手に古道らしき跡がある
昔は耳や目のお地蔵さんとして祀られていたものが、地元の人たちが花を手折って供えたことから「花折地蔵」とよばれています。写真左手に幅50cmほどの草の生い茂った細い道があり、「右くまの道」と記された石柱もあることから、これが往古の熊野古道といわれています。

鮎川王子休憩所カモン館

大塔観光協会が運営する観光案内所。熊野古道の情報センターとして位置づけられており、珍しい情報をGETできるので気軽に立ち寄ってみましょう。
古道案内・ほんまもん体験森のクラフト教室・熊野古道花巡り(いずれも有料)も出来ます。詳しくはお問い合わせを!
鮎川王子カモン館 連絡先
〒646-1101
和歌山県田辺市鮎川597-59
鮎川王子カモン館
営業:9:00〜17:00
休業日:水
TEL 0739-49-0398

平賀三郎国綱の墓

大塔宮護良親王の側近として仕えた平賀三郎国綱は、宮の死後も再起を期して熊野にとどまったが、武運つたなくこの地で最期を迎えました。宮から拝領した刀は大塔宮剣神社(住吉神社に合祀)に蔵されています。

鮎川王子

旧社地には鮎川王子碑と大塔宮剣神社碑が建てられています。
往時はこの碑の付近に王子社があったと思われていますが、明治22年の洪水で旧社地の一部が流失しており、その後、道路の開通に伴い削り取られて、古の面影を残す部分がなくなりました。1874年に対岸の住吉神社に合祀されています。

住吉神社

住吉神社は明治7年に鮎川王子が合祀されました。
社殿の後ろには「おがたまの木」「ムクロジの大木」があり、特におがたまの木はの天然記念物にも指定されています。
明治の神社合祀時には近隣の小社を多数合祀しており、今も鮎川の産土神として崇められています。

松の一枚板でできた橋

車はもちろん、たまに自転車が通るだけです。ちょっと休憩にはピッタリのポイントです。よく見ると米松の一枚板でできた橋は、ワイヤーで橋脚にくくりつけてあります。
「増水すると流されるから」と語り部さん。沈下橋なら聞いたことがありますが、なんとも珍しいです。

藤原定家歌碑


能越橋を渡ってすぐ右手にある
建仁元年(1201)後鳥羽天皇の熊野御幸にお供した定家は10月13日、田辺御所からその日の宿滝尻に向かいました。鮎川から滝尻までの道程を、美しいけれども「崔嵬(さいか)の険阻」と表現しています。
その夜滝尻の歌会で詠んだのが碑にある「そめし秋をくれぬとたれか いはた河 またなみこゆる 山姫のそて」。ちなみに定家は歌会を辞した後「大門王子近くの水飲仮屋まで一気に駆けた」と、語り部さんは説明します。

休憩所


絶好のビューポイント
能越橋から蕨尾端までの間2ヵ所あります。ここか眺める景色は富田川がすぐ真下に迫って壮観。写真と反対方向の、前方の山並みがこれまた美しいです。近くに河原に降りていける道もあります。