南方熊楠資料研究会による南方熊楠邸(同保存顕彰会・田辺市教育委員会文化振興課内)所蔵資料の調査作業及びこれに関連した南方熊楠資料研究会の活動の記録を掲載しています。
《ミナカタ通信》19号 (2001. 3.18) 掲載
平成12年9月11日午後3時より顕彰会と話し合い
南方文枝さんの逝去に伴う遺贈によって南方旧邸と邸内資料が正式に田辺市に移管し、これにともなっていくつかの事務的な手続きが変わりました。
平成12年11月の調査より、南方旧邸に入った調査者は、扱った資料ならびに作業について、所定の書式により記録することとなりました。
9月12日午後2時より翻字の会打ち合わせ
* 翻字の会について − 参照:「翻字の会」紹介のページ
【作業】
東京の翻字の会に必要な分の小畔四郎宛書簡のコピー作業
小畔四郎宛書簡中、台紙貼付分について剥がす作業を発注
【作業】
小畔四郎宛書簡のマイクロ化
原稿、腹稿、メモなどのマイクロ化
対象資料の調査
【作業】
和書(和綴じ古書)のマイクロ化
対象資料の調査
平沼大三郎宛書簡台紙貼付分の剥離作業を発注
【作業】
上松蓊、今井三子、岡田要之助、北島脩一郎、三田村玄龍宛書簡のマイクロ化
平成13年2月17日 和歌山市立博物館会議室にて会議を開いた。
【内容】
○ 南方熊楠旧邸の今後の調査ならびに目録作成について
今後の目録作成のための体制を整えること
目録作成のためのスケジュールの確認
洋書目録の作成を例にして(川島、横山報告)
【参加者】
飯倉照平、金山正子、川島昭夫、武内善信、千本英史、中瀬喜陽、原田健一、古谷雅道、横山茂雄、吉川寿洋