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◆二谷合(ふただにあい)



※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「加計」(明治35.6)を使用したものである

所在:安芸太田町坪野(つぼの)字二谷合
地形図:坪野/加計
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約45
0m〜?
訪問:2026年6月

 

 大字坪野の北部、三谷川(太田(おおた)川支流)の上流部にある。
 町史には、「安野村の二谷合は、穴(あな)
と坪野の両方から開いて、一時は九軒になったが、明治三十年代に全戸北海道へ移住して廃村となり、残された田は黒峠の人が現在作っている」とある。
 また資料『坪野昔がたり』には、「家は六、七軒あって、坪野中組同行の講中で二谷合組という言葉があった」とある。
 離村時期が古いため手持ちの地形図には記載されていないが、町史の記述内容より上の地図画像で示した場所であると判断。
 昭和37年の航空写真では、谷の合流部より北側に明瞭な農地が確認できる。

 2026年訪問。
 現地は植林からあまり年数が経過しておらず、下草などが茂り詳細な探索はできず。林道より上では、かつては農地であったことを窺わせる段々の地形がそれとなく分かる。
 なお資料『文教國文學』にて二谷合の山姥の伝承が記載されており、「ふただにあい」のルビを確認。訪問前のレポート作成時(2022年)には読みを特定しかねていたが、これにより確定。

 


写真1 屋敷跡付近?(以下林道下)

写真2 農地跡の石垣

写真3 谷と農地跡

写真4 林道より集落跡を望む(以下林道上)

写真5 農地跡

写真6 屋敷跡付近?

 

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