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◆岳野(だけの)



※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「北方」(大正4.2)を使用したものである

所在:隠岐の島町北方(きたがた)字岳野
地形図:隠岐北方/西郷
形態:山中に家屋が少数集まる
標高:約130m(寺院)
訪問:2026年6月

 

 大字北方の北東部にある。岳山(=山の名)の南東。

 最近の地形図では寺院と神社の記号が見られ、いずれもよく管理されている。
 寺院は横山寺(※)で、村誌によると本尊は聖観世音菩薩、宗派は真言宗。今からおよそ1,200年前、南方(みなみがた)の高尾山(八坂山)山腹に創建。およそ800年前に当地に移転。明治初期、廃仏毀釈に際し堂宇・仏像・仏具がことごとく焼失した。その後篤信者であった嶽野氏(岳野の出身。第10代住職となる)が本堂・庫裡を再建し、再び信仰を集めていった。現在は願満寺住職が当寺の住職を兼任している(第12代)。
 また大字北方の小字に「岳野(だけの)」が見られる。

 神社は一夜嶽神社で、隠岐の島で広く行われている闘牛行事「牛突き」の会場でもある。現地の説明板によると、一夜嶽の牛突きは五箇村の奉納神事として10月13日に行われるとのこと。平成11年3月1日、「旧五箇村の牛突き習俗」として町の無形民俗文化財に指定された。
 神社の前には溜め池や道路の改修記念碑が置かれている。

 かつての家々は寺院の南にあり、屋敷跡や農地跡、古い道などが見られる。また車道沿いにはかつての居住世帯のものと思われる墓(扇屋氏)がある。

※ 村誌では山号は「厳龍山」とあるが、正しくは「巌瀧山」と思われる

 


写真1 寺院本堂

写真2 境内の石造物群

写真3 神社鳥居

写真4 牛突き場。左の建物は神社社殿

写真5 岳野溜池改修記念碑

写真6 「岳野道路改修記念」の碑(昭和53年12月設置)

写真7 溜め池

写真8 屋敷跡?

写真9 何かの横穴(写真8付近)

写真10 屋敷跡? 右に見える墓は車道に面する

写真11 屋敷跡?

写真12 石の鉢(写真11付近)

写真13 水場

写真14 何かの遺構

 

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