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◆上上籠(かみあげろう)
所在:大町市八坂
上籠沢の上流部にあたる。村誌付録の「八坂村全図」には芋沢・沢・桐山といった小地名が見られるが、村誌によるとこれらの集落を総合した地名であることが分かる。なお上籠は旧舟場(ふなば)村の枝郷。
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≪芋沢(いもざわ?)≫
地形図:日名/大町
布川の東で、上籠沢から少し登った辺りにある。村誌の付録地図に記載されている地名。最近の地図にも6軒の建物が見られるが、現地では1軒の廃屋(写真1)が、草が生い茂る中に確認できた。県道469号から集落までの道は実線で描かれているが、現在は幅員が狭くなっているうえ、草が深く徒歩でも進みづらい。敷地はかなり広く、さらに蔵が数戸残っている。資産のある家だったのだろう。この家の近くには、何かの記念碑(写真3)がある。 2025年、集落上の県道沿いに新しめの社と小祠、墓地を確認。社は三峯神社・諏訪神社・天満宮を祀ったもので、上上籠の各地から移され合祀されたものと思われる。三峯神社は中畑から、諏訪神社は桐山から移されたものだろうか(いずれも桐山・芋沢・中畑で祀っていたもの)。天満宮の由来は不明。なお社の後方には小祠が複数並んでいるが、これらも上上籠各地から移されたものだろうか。墓は大日方氏2世帯だが、一方は令和5年移転の旨を記した石柱が立てられている。
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≪桐山(きりやま?)≫
地形図:日名/大町 布川の北にある。最近の地図に2軒の建物があるが、古い地図には5軒くらいの建物が見られる。 草に覆われた廃屋や形を保った家屋を見ることができた。 2025年再訪。改めて宅地を3箇所確認したほか、堂宇のようなもの(神社に関係?)や3箇所の墓地(いずれも今溝氏)が見られた。 村誌によると、移転事業により日向口・方上籠と合わせ8戸28人が舟場に移転したとのこと(昭和51〜52年度)。
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≪中畑(なかはた?)≫
地形図:日名/大町
上籠沢に沿う地域。村誌の付録地図に「沢」と記載されている地区。最近の地図で5軒の建物が沢に沿って見られる。県道と林道の分岐にある寺院の記号は「観音堂」(写真5)。 村誌によると、観音堂はもと桐山にあったが地辷りで明治初年に現在地に移されたとのこと。
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![]() 写真5 観音堂 (2012年撮影) |
![]() 写真6 県道沿いの墓地 (2025年撮影) |