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◆奥塩水(おくしおみず)

※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「伊那」(昭和35.6)を使用したものである
所在:塩尻市奈良井(ならい)
地形図:薮原/伊那
異表記:上の原(村誌・バス停) 形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:ダム建設
標高:約1,050m(水面は約1,060m)
訪問:2013年11月
大字奈良井の南部、奈良井川と支流(イノコ沢)との合流部にある。現在は奈良井ダムの湛水に伴い一部が水没。
集落跡は完全に水没しているようで、面影は見られない。県道にはバス停が設けられているが、名称は「上の原」(写真2)。
村誌によると、大正9年7世帯、昭和30年10世帯(国勢調査)。また別の記述では、大正9年9戸49人(「大正9年度事務報告書」)。平たい段丘にあり、「上の原」とも呼ばれていた。
昭和30年頃の集落図には、9戸の古畑家と1戸の無記名の家のほか、塩水観音堂が記載されている。
ダム建設に伴い段丘上の8世帯がダムの斜面になり、川べりにあった1世帯が水没した。ほか1世帯は営林署の官舎であり、これは川入から木材を搬出する森林軌道の撤去の頃(昭和30〜32年)に転出している。また集落内にあった観音堂も移転を余儀なくされ、奈良井中町大宝寺の境内に移されることになった。
水没前の8戸(※)の移転先は、古畑(塩尻市)・古畑(奈良井)・古畑(塩尻市)・古畑(塩尻市)・古畑(木曽福島町【現・木曽町】)・古畑(木曽福島町)・古畑(塩尻市)・古畑(塩尻市)。
なお楢川村公民館塩水分館が、昭和27年5月14日に開館している。奈良井ダム着工に伴い昭和51年度閉鎖。
なお見出しの読みは、同書のルビに拠った。
※ 国勢調査や集落図の世帯数・戸数とは合わないが、本文ママ
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