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◆荒川(あらかわ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「八王子」(昭和28.9)を使用したものである

所在:相模原市緑(みどり)区太井(おおい)
地形図:八王子/八王子
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:ダム建設
標高:約90m(水面は約120m)
訪問:2009年3月・2026年3月

 

 津久井湖に水没した集落。水没集落のうち、最も相模川の下流に位置する。三井大橋より北の、川が蛇行する部分の外側に位置する。
 地元の方の話では、相模原市二本松(にほんまつ)に移転した家が多いそう。なお橋の袂に「三井大橋の歴史」と題された看板があり、「荒川」という集落があったことが触れられている。
 資料『津久井町郷土誌』には各大字の小字一覧が掲載されているが、小字としての「荒川」は見られない。なお石造物として、廿三夜塔・水神塔・日待供養塔・観世音菩薩塔・妙法観世音があったよう。また地区には応神天皇を祭神とする八幡神社があったが、相模原市二本松に遷祀されたとのこと。

 2026年、ダム湖の水位低下に際して再訪。
 この時の貯水率は10%程度。かつての集落は依然水没したままであったが、高台にあった神社の遺構が確認できた
。なお先述の八幡神社は集落の北に位置するもの(上の地図画像で記された場所)で、この社跡についての詳細は不明。

 


(写真1 ダム堰堤)(2022年撮影)


写真2 集落付近(2009年撮影)


写真3 集落付近のジオラマ(津久井湖記念館にて。2014年撮影)


写真4 集落方面を望む(以下2026年撮影)

写真5 神社跡

写真6 神社石段

 

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